萬葉の路
萬葉の路整備
萬葉歌碑の建立
養蚕・生糸から始まった上田市産業文化の発展を願い、平成19年に神社脇に「萬葉歌碑」が建立されました。
「たらちねの 母がその業(な)る 桑すらに 願へば衣(きぬ)に 着すとふものを」 (読み人しらず:萬葉集 巻7の1357より) |
彫字は、大本山光明寺(鎌倉) 法王 大百十二世 真誉明彦 書 です。
「母の園に植えてある桑でさえも、願えば美しい絹の
着物になり着られると言う。
かなわぬ恋も誠を尽くせば必ず実る。
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も』
のこころで積極的に生きたい」
との意味が、脇の解説版に記されています。
参考:県歌「信濃の国」
「しかのみならず 桑とりて 蚕飼い(こがい)の業(わざ)の 打ちひらけ 細きよすがも 軽(かろ)からぬ 国の命を 繋ぐなり」 |
長野県歌である「信濃の国」の3番後半部分には、蚕都上田の蚕糸業が日本経済の命運を左右する程重要な産業であることが歌いこまれています。
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